社会福祉法人 クローバ－会 サン・アクエリア

 今までと同じやり方では、うまくいかないこともある。時代が変わっている中で、残しておくもの、変えていかないといけないもの。特養の中では、1人1人のご利用者さまの希望をすべて叶えることはできない。集団生活なので、ある程度は食事時間も決まっているし、決めないと成り立たないのも事実だ。ただ、同じ従来型特養で定時の排泄がなくなり、個別の排泄対応に変わっている施設もある。あるいは、おやつもネットを使って、ご利用者さまに好きなおやつを選んでもらっている所もある。どの施設も変えていくことには、大変な苦労もあったし簡単ではなかったと思う。でも、個別の視点で様々な取り組みを行っているのも事実だ。ウチの施設でも、何ができるか？真剣に考えていく必要がある。自分の親を預けたいと思える施設って、どんな所なのか？昔と違って特養は空いている。施設がご利用者さまを選ぶのでなく、ご利用者さまが施設を選ぶ時代になっている。既に施設の差別化が始まっている中で、売りがないと営業しても入所したい方は集まらない。相談員が営業して入所希望者を集めてこれる時代は終わった。ネット社会、売りが無ければ入所したい方は集まらない。「今までは、こうだったから」でなく、日産のＣＭじゃないけど「変わらなきゃ」が生き残るために必要なことです。そして、勝手には変わらないし、私1人の力でも変わらない。働く皆が変わろうと思わなければ・・・。